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熟年離婚、その後。

父の一周忌

父は去年の8月13日に亡くなった。

間もなく1年になるおとといの日曜日
少し早いが父の1周忌を済ませた。
・・・と言ってもお坊さんを呼ぶでもなく
喪服を着るわけでもない普段着でのお参りだ。

父には位牌も仏壇もない。
小さいものでも置いたらどうかと何度も言ったが
母は頑として譲らず
未だにあるのは葬儀の時に作った写真のみである。
実家には、その写真が飾られており
私はその写真に向かって手を合わせる。
母自身がお線香の香りが好きではないため
実家にお線香は無く
それを使うのはお墓参りの時だけだ。

父は自分で希望して母の両親のいるお墓へ入った。
母の実家の苗字が彫られたお墓である。
墓石の横には父の名前があるが
祖母と同じように戒名は無く、生前の名前だ。

今回は1周忌としての区切りのお墓参りで
世間一般に法要と言うものではない。
この先も母はこの形でのお参りを続けるつもりで
さらには自分の時もそうすることを希望している。

そんな父のお墓の前で順番に手を合わせると
お経も何もない中、1周忌のお参りは終了した。
お参り後は近くのファミレスで食事をして解散。
これが母の望むスタイルである。

けれど正直、私の気持ちは複雑だ。
母の気持ちが分からないわけではないが
何となく父がかわいそうな気がしないでもない。
そこにいるわけではないにしても
「父の場所」と思える仏壇があればと思う。

あの日からまだ1年しか経っていないのか・・・
と思っては
あれからもう1年も経ってしまったのか・・・
と思う私である。
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by arnulfstr | 2011-08-09 16:55 | 家族