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熟年離婚、その後。

伯母、故郷へ戻る

伯母が九州へ帰ることになった。
若い時にこちらへ出てきた伯母だが
いよいよ住み慣れた土地を離れ
故郷で最期を迎える気になったようだ。

7人姉弟の1番上、6人の弟を持つ伯母は私の父の姉だ。
一昨年父が亡くなったことで、近くに身内はいなくなり
一時は父の弟の住む九州に戻る話が出た。
けれど伯母は今や知り合いもいない地元に戻ることを拒否し
こちらで最期まで暮らしたいと言った。

母は自分の姉のようにしていた伯母を看とる覚悟を決め
直葬で火葬した後はお骨を九州まで運ぶつもりでいた。
モチロン、母1人で運べるわけはなく
その際には私か弟が付き添って行くことになる。
85歳になった伯母である。
いくら元気とは言え、いつ何があってもおかしくない。

ところが年が明けると事態が変わった。
同じく九州の近所に住む孫が帰って来いと言って来たらしく
その孫が面倒を見ることで話は進んだ。
伯母はすっかりその気になり、帰ることを決めた。

そして今月31日、伯母は生まれた土地へ帰る。
その前に父のお墓参りに行きたいとのことで
来週には母と2人、出かけることにしたと言う。

私が小さい頃から近所に住んでいた伯母である。
着付けがとても上手でお正月にはいつも振袖を着せてもらい
他の人がしないような珍しい帯を結んでくれた。
歩いていると知らない人に呼び止められ
「ちょっとその帯、見せてもらえる?」
と言われたことも1度や2度ではない。

父が倒れた時も、交代で病院へ通ってくれた伯母だ。
九州へ戻ってしまえばもう会うことはないだろう。
モチロンそれが伯母のためであるのだが
それでもやっぱり寂しい・・・。
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by arnulfstr | 2012-03-07 15:52 | 家族