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熟年離婚、その後。

夫婦不仲の結末

社長の奥さんは、社長に離婚したいと申し出た。
去年の春先のことだった。
ところが、その後事態は急変する。

間もなく奥さんに乳ガンが見つかり手術。
退院後は放射線治療を受ける予定だったが
自宅で転倒して鎖骨を骨折し
そちらの治療を優先せざるを得なくなった。
結局、放射線治療を開始したのは今年初めだ。

そんな奥さんがGW明けから体調を崩した。
「何か目まいがするって起きられないんだよね」
私たち社員はその都度医者に診せるように言ったが
結局はそのまま様子を見ていたらしい。
先月の息子の結婚式にはついに立っておられず
椅子に座ったままだったと聞いた。

そして金曜日奥さんは救急車で運ばれた。
「大変なことになってますよ。
何でもっと早く連れて来なかったんですか」
医者はそう言った。
集中治療室に入れられた奥さんは
脳動脈何とかで、もう治らないらしい。

何日も前から意識が朦朧としていた奥さん。
傍にビールの空き缶が転がっていたからと
大したことではないとの素人判断をした社長。
「トイレにも自分で行けないんだよね」
「部屋の冷房が18℃でガンガンついてるんだよね」
と私たちに普通に話した社長。
危機感の無さには呆れることを通り越し腹立たしい。

結局、不仲な夫婦と言うのはそういうものなのだ。
私も6年近く家庭内別居を続けていたから分かる。
同じ屋根の下にいても顔を合わさず
それぞれに元気なのか病気なのかも知らない。

社長は今頃言った。
「すべては自分のせいだ」と。
何を言っても何を悔いてももう遅い・・・。
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by arnulfstr | 2012-08-14 09:48