いつも笑顔でいたいから

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熟年離婚、その後。

辛すぎる現実

現在のところ私のブログは2つしかないので
あちらに書けないことはここで書くしかない。

土曜日、同じ教室に通う友人が突然休んだ。
趣味友の彼女とはもう長い付き合いである。
確かに仕事も忙しい彼女ではあるが
これまで休む時には必ず私に連絡をくれていた。
それが何の連絡も無く休むとはイヤな予感がした。

帰宅してからメールをしたが
「返信はいらないからね。
来月会えるのを楽しみにしてるよ」と書いた。
仮に何かあったとしても、落ち着いた時には
ちゃんと彼女から話してくれるだろうと思ったからだ。

返信が届いたのは昨日の午後になってからである。
足をケガしたけれど
何とか歩けるようになったと書いてあった。
それからやり取りすること3回目で
彼女は真実を書いて来た。

金曜日の夜、彼女の目の前で
ご主人が死のうとしたというのである。
足のケガはそれを必死に止めた時に負ったもので
全ての指を突き指した状態だという。
診た医者も首をひねる症状で、彼女は一言
「人命救助です」
と言ったらしい。

彼女のご主人はちょうど去年の今頃
プライベートで旅行した先のホテルで事故に遭った。
夜、夫婦でベランダでお酒を飲んでいたところ
彼女の目の前で
誤って5階のベランダから落ちてしまったのである。
下は芝生でも何でもなくコンクリの駐車場。
どう考えても助かる見込みのない状態だった。

ところが酔っぱらっていたことが幸いし
ご主人は寝たきりになることも
車椅子が必要になることもなく見た目だけは回復した。
けれど実際は彼女曰く
「豆腐パックを落としたような状態」だそうで
つまり外見は何でもなくても中はポロポロということだ。
内臓の全てを損傷し、肩にはボルトが入り
脳もモチロンダメージを受けたため
ものごとを記憶することができなくなってしまった。
さらに、目まいは未だに取れずにいるようで
それでも仕事には復帰し、頑張っているように見えた。

けれど・・・よほど辛かったのかな・・・。
将来に悲観してしまったのかな・・・。
それでも、無くなっていい命だったなら
今ここにご主人はいないはずだと私は思う。

身体が思うようにならない苛立ちや絶望
それはやっぱり本人にしか分からないのだと思う。
それでもご主人を一生懸命支えている彼女を思うと
私はかける言葉が見つからない。
夜中に何度もご主人の呼吸が止まっていないかを確認し
熟睡することがないと言っていた彼女である。

幸い、彼女は落ち着きを取り戻し
気持ちも立て直してきたと書いてあったが
目の前であった事実を
そう簡単に忘れることはできないだろう。
どんなに怖かったかと思う。

ご主人がこのことを覚えているかは分からない。
けれど衝動的にしろ行動に出たということは
気持ちの中にその思いがあるということだろう。
今まで以上にご主人には気をつけてあげなければならず
彼女の方が壊れてしまわないかと心配だ。
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by arnulfstr | 2012-11-12 11:31