いつも笑顔でいたいから

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熟年離婚、その後。

カテゴリ:会社( 22 )

誤算

離婚し、日々のストレスからは解放されたが
次々に壊れる家や家電に出費がかさみ
とても「いつも笑顔」とはいかない状況である。

ここへ来て、いよいよ会社の雲行きが怪しくなってきた。
今すぐではないにしても
私が年金をもらえるまで働けないことは間違いない。
この歳からあるとは思えないが
新しい仕事を探さなければと真剣に考え始めた。

私はこれから先も1人で生きていかなければならない。
それは自分で選んだ道であり、後悔は無い。
けれど、この会社で定年まで働けると確信したことが
離婚への背中を押したことは確かだ。
私が入社した時、社長も部長もそろって
「定年までここで働けばいい」
と言ってくれ、感激したことを今も覚えている。

会社がこうなるとは大きな誤算だった。
家があり、仕事があれば
女1人でも何とか生きていけると思った私だが
ここへ来てその仕事がなくなろうとしている。
ため息しか出ない・・・。
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by arnulfstr | 2011-11-14 16:20 | 会社

お盆休みなし

これまで勤めていた会社にはお盆休みがあった。
お客さんもみんな休みになるのだから
やっていたところで意味は無く
休みは当然のことだった。
そのお盆休みには毎年、家中のカーテンを大洗濯した。

今の会社にお盆休みは無い。
ビルのテナントさんはどこも休みに入り
出ているのは私たちだけである。
そして会社でやっている3つのお店もお盆は営業しない。
つまり私たちは出社してもやることがなく
事実、電話も朝から1度も鳴らない。
あ~ヒマ・・・。

この夏は節電のため、デパートですら定休日を復活させた。
例年より夏休みを長くした会社もあると聞く。
昔に作った就業規則を見直しもせず
時代に合わないままで何とも思わない社長である。
女性の定年55歳、男性は65歳って・・・何?

「休みたければ有休で休んでもらっていいから」
と言われたところで、入社4年目の私が3日も休めば
後半は風邪もひけないだろう。
それでなくても給料は安く、昇給もなく
ボーナスは減らされ、福利厚生は何もない。
お盆休みくらいあってもバチは当たらないだろう。
社員全員が思っていることである。

そしてその社長自身は来週、何日か休むそうだ。
どこまでも自分のことしか考えない社長だと改めて思う。
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by arnulfstr | 2011-08-12 11:36 | 会社

奥さん無事退院へ

社長の奥さんの手術は無事に終わった。
幸い、転移も認められなかったようで
その部分の摘出だけで済んだらしい。
先生は摘出したガンを見せてくれたそうだが
付き添っていなかった社長だけは見ていないと言う。

奥さんの退院は予定より早く
本当は今日でもよかったそうだが
誰も付き添えないということで明日になった。
「明日も誰も行けないから私が行くしかないんだよね。
支払いやら何やらも済まさなきゃならないし」
社長は言った。

・・・普通、奥さんが退院するなら付き添うべきは夫であろう。
仕事を持つ息子や、おなかの大きい娘が付き添えないから
仕方なく自分が行くしかない・・・とは
何かが違う気がしないでもない。

社員たちは誰もがそう思ったが黙っていた。
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by arnulfstr | 2011-07-26 16:06 | 会社

夫婦のあり方

昨日、奥さんの乳ガンの詳しい病状について
医者から家族への説明があった。
奥さんは社長にまたしても
「来なくていい」
と言ったらしく、社長はどうしたものか悩んでいた。
それでも、結局は行くことにしたようだ。

奥さんのガンは幸い初期のようだ。
けれど来週末には手術をするそうで
その際の生検結果で転移が認められた場合は
乳房の摘出をすることもあるらしい。

手術時は1週間ほど入院するが
それから3週間後には放射線による治療を
通院しながら5クール行うそうだ。
「その日には朝、病院まで送ると思うけどね」
と社長は言っている。

乳ガンが見つかる前に、奥さんは離婚を切り出した。
そして間もなく
「土曜日には家にいないでほしい」
と社長に言った。

そんな中での乳ガン発症。
それでも奥さんはそのまま社長を拒んでいるようだ。
このまま離婚の意思を貫き通すつもりなのだろうか。

そしてさらに10月に出産予定の娘が
9月にはお産のため家に戻って来るらしい。
これから放射線治療を開始する奥さんに
娘を・・・お産を・・・そして孫を見る体力があるのだろうか。
疲れることは奥さん自身の治療にも響くのでは。
「娘が帰って来るから
早く治療が終わってくれないと困るんだよね」
社長はそう言った。

全くの他人ごとであり、私には関係のない問題だが
そんな時に何も実家に戻ってお産することもない気がし
それに対して何も言わない社長に呆れている。
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by arnulfstr | 2011-07-14 14:46 | 会社

夫である意味

冬には節電だと言って暖房をつけてもらえず
ダウンを着て仕事をさせられ
今はまた、自分の近くのクーラーだけをつけ
社員に完全に呆れられた社長。
すでに奥さんからは離婚を言い出されている。

その奥さんが昨日、乳ガンであることが判明した。
自分でしこりを発見し、すぐに医者にかかったが
その際社長は
「8~9割は良性らしいんだよね」
と言っていた。
けれど残念ながら検査の結果は悪性と出たらしい。

昨日の午後、社長は奥さんから報告の連絡を受けた。
「すぐに別の病院へ行くように」
と言われ、乳腺科のある病院を紹介されたそうだ。
本来であれば診てもらうのに2ヶ月は待つらしいが
たまたま空きが出て明日予約が取れたと言う。
病院名等を確認すると電話を切った。

その後、社長は私たちに言った。
「明日女房を病院まで送るので、朝遅れて来るから」
私たちは一緒に付き添うべきだと言ったが
「いや、女房が送るだけでいいって言ってるし
明日は11時半に歯医者の予約があるんだよね。
歯が欠けちゃってるんで」

モチロン、これは夫婦の問題であり
他人である私たちが口を挟むべきではないだろう。
けれど、命にかかわるかもしれない病気が見つかり
今後の治療についての話にもなるだろう時に
それで後悔は無いのだろうか。
今日の結果を奥さんの口を通して聞くのと
直接医師の口から聞くのでは大きな違いがある。

今回のことは夫婦の溝を
埋めるチャンスだったかもしれない。
けれどそのチャンスが活かされることはないようだ。
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by arnulfstr | 2011-07-06 11:50 | 会社

また減るテナント

会社が入っている自社ビルの
1番大きなテナントさんが11月で出ることになった。
年間で5千万の家賃収入が無くなることになる。

そして今日は別のテナントの社長がやって来た。
こちらの分の家賃収入も3千万近くあるのだが
残念ながら年内で出ることになったらしい。
これで年内にビルの半分は空室になる。

こんな時だ。
残るテナントさんがいつまた出て行かないとも限らない。
新しい耐震基準をクリアしていないビルだけに
その後、新たな借り手がつくとも思えない。

会社で所有している2つの物件は売りに出した。
幸い外国人用に建てた物件はすぐに買い手がつき
契約も済んだようだ。
これで少しでも持ち直してくれればいいのだが
まだまだ苦しい状況は続いている。

1番売りたい物件には社長の姉たちが住んでいる。
現在は姉ちゃん付きで売りに出しているが
さすがに売れる気配はない。
大通りに面し、人気の街にある物件だけに
さぞかし高値がつきそうなものだがダメである。

この先、会社はどうなって行くのか。
隣の同僚は夜、ダブルワークを始めた・・・。
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by arnulfstr | 2011-06-07 14:40 | 会社

ボーナス支給決定

関連会社の男性社員2名が社長に意見した。
「説明も無く昇給が無かったのはどういうことか」
「ボーナスもゼロだと女性社員から聞いたがどうなのか」
会議室にこもり、1時間以上話は続いた。

社長の返事は言い訳ばかりで
二言目には「お金がない」を連発したらしい。
さらには聞きたくもない姉たちの話を始め
何とか話を逸らそうと必死だったそうだ。
その都度、彼らは話を戻し
言わなくてはならないことを全て言った。
社長は「離婚するかもしれない」と言い
つまりは公私共に大変な状態だと言いたかったらしい。

それでも彼らは頑張ってくれた。
「最初に社員の給料に手をつけるのはおかしい」
「まだ他にやるべきことがあるのではないか」

「考えてみます」
最終的に社長はそう回答した。

そして今日、ボーナスの支給が決定した。
「今までみたいには出せないけど
今回はとりあえずこれだけ出します」
これまでの半分ではあったが、来月支給される。
「ありがとうございます」
私は言った。

これでやっと地デジアンテナ工事が頼めそうだ。
とりあえずはホッとした。
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by arnulfstr | 2011-05-27 16:31 | 会社

社長の姉に思うこと

会社の所有するビルに居座り
出て行くつもりなど全くない社長の姉たちが
「ここを売ると親戚の手前恰好がつかないから
売るなら会社の入っているビルを売ればいい」
と言い出したらしい。

1番どうしようもない長女は65になる。
悪いのは家を遺さなかった父親だと
何もない権利を主張し家賃すら払わない。
会社がどうなろうが、社員たちがどうなろうが
自分たちには何の関係も無いのである。
「あんたのやり方が悪かったからでしょ」
最後には弟である社長にそう言う。

社長には社長の、男としての変なプライドがあり
ボロクソに言われるのは我慢できないためそこで引っ込む。
かくしてただの姉弟ケンカになり、怒鳴り合い
お互い聞く耳を持たず自分のことだけを主張するため
話は全く進まないのである。

彼女たちはもっと謙虚になった方がいい。
もっと人に感謝する気持ちを持つべきだ。
そして相手を思いやる気持ちを忘れてはいけない。

今は元気だからいい。
けれど女が1人でこれからも生きて行くつもりなら
よくよく考えるべきである。
歳と共に身体は思うように動かなくなるだろう。
あちこち治療が必要になることだってあるかもしれないし
最悪、入院することだってあり得る。
そうなった時になって
自分が1人では何もできないことに気付いても遅い。
今、これだけ好き勝手、自分勝手にやっていて
いざという時親身になってくれる人などいるわけがない。
いつ自分が世話になるかもしれないことを思えば
こんな態度はとれないはずなのである。

これまでの自分がどれだけ恵まれていたかを
今こそ自覚すべきだと私は思う。
そして周りのたくさんの人たちから
「早くバチが当たればいい」
と言われるような生き方をしてきたことを反省すべきだ。

同じ1人で生きる女として強く思うことである。
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by arnulfstr | 2011-05-19 14:25 | 会社

笑えない話 

会社がいよいよ本当に笑えない状況になった。
残念ながら今回の大震災が原因の1つである。

ここの自社ビルは古く、新しい耐震基準の建物ではない。
そんなことからも近い将来の建て直しが必要なのだが
社長の息子はすでに大手企業に就職しており
跡を継いで3代目になる気は全くない。
と言うことで、テナントが全て出た時点でビルを売り
自分の代で会社を終わりにしよう・・・
と社長は考えていたようだ。

震災前、すでに世の中が不景気になり始めてから
2つのテナントが解約となり
1つのテナントは2フロアの使用を止め1フロアになった。
その後は手を入れていないため空室のままだ。

そこへ震度5の揺れが発生し、多少の差はあるものの
乗せてあるだけの天井は落ち、壁にはヒビが入った。
現在いる1番大きなテナントは来年の予定を早め
年内に解約する旨をGW明けに通告してきた。
社長は茫然とした。
最近、別のビルの輸入家具屋の撤退で
すでに資金繰りは苦しくなっており
今回のことで借金の返済が難しくなったからだ。

幸い、会社の所有する不動産は他にもある。
社長が姉弟で所有する物件も別にいくつかあり
それらのどれかを処分すれば済む話である。
社長はさっそく一等地に建つビルの売却を考えた。
ところがこれがそう簡単には行かないのだ。

現在、そのビルには3階と4階にそれぞれ1人ずつ
どちらも独身の社長の姉たちが住んでいる。
ビルは会社の持ち物なのだが
その姉たちは自分たちには住む権利が当然あると
家賃も払わず、タダで暮らしている。
税務署から指摘されても全くの無視だ。

それぞれの部屋は3LDKだか4LDKだかで
リビングは30畳の広さがゆうにある。
そもそもそこへ1人ずつで住むこと自体ふざけているが
弟である社長は何も言えない。
常識が通じる姉たちではないのである。

父親である初代の社長は亡くなっているが
その姉たちは今もその父親を怨んでいると言う。
「親のクセに私たちに家を1軒ずつ遺さなかった」
と言うのが理由だというから驚きを超えて呆れる。

そんな姉たちを相手に社長は、現在住むビルから
姉弟で所有する別の家へ引っ越してくれと言った。
そちらは一等住宅地にある外人用住宅で
何年か前に大使が帰国してからはずっと空いている。
2人一緒に住んだところで十分過ぎる広さがあるのだ。

けれど姉たちは一緒に住むのはイヤだと言い
外人住宅を取り壊して2軒の家を建てろと言って来た。
できないなら絶対に出て行くもんかと
現在は嫁に行った真ん中の姉も加わり抵抗している。

けれどそこを売らなければ
会社間違いなく近い将来潰れるだろう。
それでも自分第1に考える社長であるだけに
すでに廃止したボーナスだけでなく給料も減らし
最終的には思いとどまった
3つのお店の閉店を再び言い出すかもしれない。

友人たちには転職を希望していることを話し
私にできる仕事があれば紹介してほしいと頼んでいる。
けれどどう考えても難しいだろう。
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by arnulfstr | 2011-05-17 16:28 | 会社
社長が奥さんから離婚を言い出されたらしく
どうしたものかとオロオロしている。

間もなく60歳に手が届こうと言う社長の同級生たちは
ここへ来て立て続けに離婚しているそうだ。
大震災の影響で仕事が無くなり、収入が無くなって
奥さんから離婚を言い出された人たちばかりだと言う。
「金の切れ目が縁の切れ目なんだよね」
と社長は言うが
それは1つのキッカケに過ぎないのだと私は思う。

奥さんたちは誰だって昨日今日
結婚生活がイヤになった訳ではない。
ここへ来るまでには積もり積もったものがあり
何かのキッカケで「もう無理!」となるのだ。

私が見たところ、社長はそれが分かっておらず
奥さんのことを「最近変だ」と言うばかりなのである。
つまり元旦那と同じで「自分に非はない」わけだ。
元旦那は言ったっけ。
「家族のために我慢して働いてやってるのに何が不満なんだ」

奥さんは決して冗談で言っているのではない。
社長も早くそこを理解すべきだ。
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by arnulfstr | 2011-05-11 15:42 | 会社